愛する夫・光男と義父・益孝と義弟・光司と四人で暮らしている恵華。光男は恵華だけでなく、年金暮らしの益孝と就活中の光司をいつも気にかけていて結城家 には絶対の存在だった。そんなある日、光男が姿をくらませてしまう。待てども良い報せは届かず、太陽を失ったように暗くなってしまう結城一家。とりたて益 孝の消沈ぶりは激しくそんな様子を見かねた恵華は、夫が帰ってくるまでこの家は自分が守らなければと誓うのだが…。